約2500年前、印度に誕生されたお釈迦さま(釈尊)は、沢山の教えを説かれました。その中で、最も重要とされたのが、法華経です。
さらに鎌倉時代、日蓮大聖人(以下、大聖人)は法華経を基に、より具体的に修行の道を説かれました。
室町時代、日隆(にちりゅう)聖人は、大聖人の教えを学問的に体系付けられました。
江戸末期、日扇(にっせん)聖人は、釈尊、大聖人、日隆聖人の教えを誰にでもわかるよう、31文字の平易な歌にされました。
これらの教えを基に、南無妙法蓮華経の御題目を持(たも)ち、僧侶と在家が一体となり、日々修行している教団です。
獅子吼会は「法華宗(本門流)」(以下、法華宗)に所属している寺院です。
法華宗は、大聖人より連なる700年以上に亘る伝統ある宗旨です。
本山は、千葉県茂原市の「鷲山寺(じゅせんじ)」です。
会名の由来
獅子吼会は、会祖日現聖人(以下、会祖)により、大正2年2月16日、創立。
「獅子吼」は、「ししく」と読みます。
仏の説法を「師子吼(ししく)」と言います。会祖は、仏の説法そのままでは畏(おそ)れ多く、ケモノ偏を付けて「獅」とし、「獅子吼会」と命名しました。